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〜この世界について〜
誰もがただ“この大陸”としか呼ばない、名前のない大陸。
世界にただ一つしかない陸地であるがゆえに、名前を必要としない土地。
それがこの世界です。
大陸の外に広がる大海原の先に何があるかは誰も知らず、また海の向こうを目指して帰って来た者もいません。
国家間の利害関係、限りある土地や資源の奪い合い、宗教的な対立、民族紛争……
はるか古――神々の時代から、この大陸には戦乱の嵐が吹き続けています。 |
〜魔法〜
呪文や紋章によって“魔力”と呼ばれる力を使い、超常現象を引き起こす技術……それが魔法です。
魔法は先天的な素質によるところが大きく、魔導師は生まれついて魔導師である事がほとんどです(まれに、後天的に魔法の才を獲得する場合もあります)。
現在、世界は継続的な魔法衰退期であり、魔導師の数は年々減っています。エルフなど、種族的に人間より魔力許容力の高い種族でも、どんどん魔法を扱える者はいなくなっています。 |
〜宗教〜
この世界では、現神(うつつがみ)と呼ばれる神々を奉じる多神教が一般的に広まっています。
世界創世の物語『再生の洪水』において、現神とは『救世者によって選ばれた善き神々』とされており、彼らが“神剣”によって“輝く水”に沈められた世界の上に大地を築き、そこに人間を始め数多の生命を作り出したといわれています。
また、再生の洪水を乗り越えた悪しき神々の話も伝わっており、『邪神』と呼ばれています。現神たちの築いた地上にたどり着いた彼らは、人間の姿を真似、人間の間に入り込み、人に悪しき心を与えたと言われています。
帝国でも10年ほど前まで、邪神に対する恐怖から民衆が暴徒化する事件『邪神狩り』が起きていました。 |
〜カルセドニア帝国〜
大陸中央部から北東部にかけての一帯を支配する大国です。
頂点に皇帝を置き、貴族たちによる貴族議会によって国は治められています。
しかし、現在は皇帝が大規模な粛清を行い貴族議会を解散、皇帝の独裁状態となっています。
階級固定がきびしく、国の政治や地方都市の運営に関われるのは貴族だけです。たとえ有能な者がいても、平民であれば基本的に一生平民のままです。
カルセドニア帝国建国時の逸話に基づき、皇帝は代々“神聖皇帝”か“暗黒皇帝”を名乗ります。しかし、近年は“暗黒皇帝”を名乗る皇帝が続いています。
帝国内には、帝都をはじめとし、いくつかの大きな都市があります。
中でも、“街道都市ルーナス”“商業都市オンクウ”“鉱山都市エイビス”“観光都市オルセナ”“交易都市ローディス”“魔法都市レスティナ”は、規模も人口も大きく、また各都市の個性を生かした事業によって大きな経済力を持っています。
これらは、基本的に皇帝から任命された町長(貴族)が治め(レスティナのみ慣例的に前任者が後任を決めています)、なかば帝国中央から独立した自治権を持っているため、これらを“6大都市”と呼ぶ事もあります。 |
〜帝国の軍組織〜
この世界の軍隊には、陸・海・空軍という区分けは存在せず、それぞれの軍団が独自に陸・海・空軍の戦力を保有しています。
しかし、“海を渡る”という事がそもそも無いこの世界において、航海術は全くといっていいほど進歩していません。かろうじてコンパスや沿岸部の海図は存在しますが、外洋はまったく未知の世界であり、沖に出ることは自殺行為とすらいえます。
カルセドニアを始め、一部の国家が戦艦や補給艦などわずかばかりの海軍力を保有していますが、あまり重要だとは認識されていません。
また、魔力によって飛行する飛翔艇と呼ばれる乗り物も存在しますが、飛翔挺そのものの絶対数が少ないのが実情です。現在の技術では飛翔挺のエンジンなどを製作することが出来ず、それらは古代文明の遺跡から出土したものが利用されます。最大規模の航空戦力を持つ帝国でも、十数機しか飛空挺は存在しません。
このため、空軍もほとんど力を持っていません。
自然、もっとも力を入れられるのは陸軍であり、この時代、この世界においては剣や槍・魔法による地上戦闘が主流になります。 |
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